うん、ぼちぼち記事を書きますよ。
『ハート』を通じて、その向こうとコンタクトをとるには、
『いま』、満たされている
と、強く実感している必要があります。
「満たされている」というのは、「これ以上、何もいらない」ということです。
『いま』は常に「これ以上、何もいらない」のです。もし、「まだ何かが足りない」と思うことがあるのなら、それは、
『いま』に興味が行っていない証拠です。
そのことが、わかるでしょうか?
もっと『いま』に興味を持ってみましょう。『いま』は、すべてがパーフェクトであることを、注意深く観察してください。
「『ハート』を目覚めさせたい」という思いすら、『いま』にいないのです。
『いま』をちゃんと意識していれば、『ハート』の扉を開くカギは自ずと与えられます。なにもこちらから、扉を開けようとしなくてもよいのです。
ただただ、『いま』に在ればよいのです。
それと、もうひとつ、『ハート』の扉を開けるのを阻害している要因があるのです。
私自身、『ハート』の扉がぶっ壊れて開きっぱなしになったのがけっこう前のことですので、すっかり忘れていました(笑)
これは、すべての人に当てはまるものではありません。しかし、半分くらいの方にとっては、大きな阻害要因になっているのではないかな? と、思います。
おまけに、これはほとんど無意識で横たわっています。だから、まず自分の中にこの阻害要因があることを掘り起こさねばなりません。
さてさて、その阻害要因は何かと言うと、
「よりどころ」
です。
あなたの安心の「よりどころ」です。
それは仕事や身につけた技術かもしれません。家族やパートナーかもしれません。または財産かもしれないし、友や仲間かもしれない。あるいは健康や体力や容姿といった、自分の身体的長所の人もいるでしょう。またはペットなんて人もいるかもしれない。とにかく、
これを失っては、もう生きていけないというもの
です。
あなたは本当は、それがなくても100パーセント満たされているのです。十二分にシアワセなんです。
それがないと安心できないのなら、『ハート』の向こうを何ひとつ信頼していないということなのです。
もちろん、本当に『いま』、それを失ってしまったら、大きな悲しみや、絶望感に打ちひしがれるでしょう。
しかし、それでもあなたは生きて行くのです。あなたの世界は終わらないのです。それがわかればよいだけです。
運命というのは、ときには残酷で過酷です。どんなに抵抗しても奪うものは奪います。人は運命に逆らえない。あなたの「よりどころ」さえ奪うこともあるかもしれません。
「そのときは、そのときさ…」
まずは、そう心に言い聞かせてください。
この先の「運命」に身を任す「覚悟」です。
最初はいやな気分になるものです。頭が狂うような気持ちになるかもしれません。
けれど、次第に落ち着いて見つめることができるようになりますよ。すると、あなたの世界かあなた自身に、何か変化が現れると思います。
その変化を見逃さず、注意深く観察してくださいね。
あなたの安心を保障する「よりどころ」、そんなものはいくら求めても「ない」とわかったとき、『ハート』の扉は開かれます。
そして、そのとき、
「本当の安心」
を、あなたは必ず知ると思います。
ごきげんよう。
十和田湖@青森県